Webサイトの検索(1)
ブログの読者と本サイトのサービス需要者
Webサイトを作るのには何らかの狙いがあるわけですが、会計事務所のWebサイトであれば、提供しているサービスに
関心を持ってもらって問い合わせにつなげることになります。
事務所のサイトとは別に、ブログを持っていれば、ブログへの集客を通じて、事務所サイトへの流入につなげることが一番の狙いだと思います。ブログを本サイトとと分けるのは、事務所サイトのイメージを崩さずに、敷居を下げて、気楽に情報発信できるようにするためであったりします。
ブログでは、一般に興味深い・読みやすい記事を書いていけば、定期的な読者が増やせます。
ここで考えたことは、ブログの読者と事務所サービスの需要者がどのくらいマッチしているべきかということです。
事務所のサービスに直結した内容であれば、少々堅苦しさなったり、書く記事のカテゴリーが狭まったりします。しかし、ブログの読者からサービスの利用者への転換率は、さまざまなカテゴリーを書いているブログよりは高いような気がします。
ブログの記事を無尽蔵に書ければ、転換率が低くても、積の獲得数が増えるので問題ありませんが、限られた時間の中で、書ける本数が決まっているのであれば、事務所サービスに関連した記事の方が効率がよいように思うというのが私の考えです。ちょっと打算的で味気ないですが。
顧客獲得は知人の紹介や面識があるなどのオフラインを起点する場合とオンライン起点の双方があります。オフラインで知り合った潜在顧客が事務所の状況を知るために、事務所サイトやブログを確認しに来ることがあります。それはオフラインでの取引先調査の延長と行っても良いでしょう。他方のオンラインで接点をもち、オンライン上で取れる情報はすべて入手した上で、最後にリアルで接点を持つというのが、ネットでの純粋な顧客獲得になろうかと思います。いずれのパターンもあり得ると思います。
それでは、どちらに重点を置くかですが、オフラインでの顧客獲得がメインの人は前者でよいでしょうし、実際のところ獲得は難しいでしょうが、オンラインで狙っていく人は、インターネット上で検索ランキングを上げたり、SNSで存在感を上げていく活動がメインになります。
とりあえず、以降はオンラインを中心に据えて考えていくことにします。
ブログのカテゴリと検索キーワード
事務所サービスに関連した記事を書くときに、何について書くか(事務所サービスをそもそも何にするかという議論はおいておきます)、どういうキーワードで検索してきて欲しいかを考えることが、検索順位を向上させるための第一歩です。
このあたりのキーワードの選び方や抽出の仕方は省きますが、絞り込む際に重要な点は、どの程度検索されているかということとキーワードの検索結果における競争の程度です。
検索キーワードを選ぶ際に役に立つのが、Googleの広告プランに含まれるツールの"キーワードプランナー”です。
なお、下図は月間の平均検索ボリュームがそのまま表示されていますが、広告の実績がないと、キーワードのサンプルの"江東区 会計事務所”が「70」と表示されるのでなく、「10〜100」と幅のある数値でしか示されません。
この”江東区 会計事務所”ですが、月間70件の検索ですので、この検索キーワードをつかった検索結果で上位に来たとしてもあまり、サイトへの流入件数は期待できないことになります。
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